奥州三名湯のひとつといわれる鳴子温泉。120年以上の歴史をもつ大沼旅館は、2023年の大規模リニューアルを経て、現代のライフスタイルにあわせた湯治体験を提供している。7つの内湯と露天風呂「母里(もり)の湯」があり、泉質は塩分を含む無色透明の重曹泉。五代目主人の大沼伸治さんは自らを湯守と名乗り、すべての風呂の加減を湯量だけで調整している。
〒989-6811 宮城県大崎市鳴子温泉赤湯34
TEL : 0229-83-3052
URL : https://ohnuma.co.jp/
料金:¥15,180~(1泊2食付き)
定休日:水曜日
URL:https://yu-do100.jp/hotsprings/98a/
JR気仙沼駅からクルマで約10分の場所にある気仙沼市魚市場。朝7時から営業する市場の前にあるのが「鶴亀の湯」だ。一般入浴も可能だが、漁船員を優先。銭湯の番台の役割も担う「鶴亀食堂」には、漁師と観光客が入り混じり、交流の場になっている。元気な声と笑顔が訪れる人を、あたたかく迎える。
〒998-0037 宮城県気仙沼市魚市場前4-5みしおね横丁
TEL : 0226-25-8834
URL : https://kesennuma-tsurukame.com
時間:07:00〜15:00
定休:日曜日※銭湯は冬季休業あり。事前にお問い合わせください。
料金:大人440円 中人(小学生以下)140円 小人(未就学児)80円
※漁船員の方は、問屋さんから配られる風呂割引券があれば240円になります。
URL:https://yu-do100.jp/publicbath/54a/
青森空港から車で1時間、青森県の中央にそびえたつ八甲田山に酸ヶ湯はある。手負いの鹿が湯に浸かり、驚くスピードで傷を癒したことから「鹿湯」が名前の由来という説もある。卓越した効能と豊かな湯量などが認められ、1954年に「国民保養温泉地第1号」に指定された。泉質は、酸性の強い硫黄泉で、療養に適した温泉。版画家の棟方志功もこの湯を愛し、湯治をしながら作品を制作した。
〒030-0197 青森県青森市荒川南荒川山国有林酸湯沢50番地
TEL : 017-738-6400
URL : http://www.sukayu.jp/
料金:一般1,000円(立ち寄り・タオル付)
時間:07:00〜18:00(うち、08:00〜09:00は女性専用時間)
URL:https://yu-do100.jp/hotsprings/30a/
飯坂温泉は、秋保温泉、鳴子温泉と並ぶ奥州三名湯のひとつ。日本武尊が湯治をしたという伝説に始まり、鎌倉時代には西行法師、そして1689年には松尾芭蕉が訪れた。最古の共同浴場、鯖湖湯は美しいヒバの建屋に御影石の湯船を備える。源泉の温度は51度。PHは8.6のアルカリ性低張性温泉で、神経痛や筋肉痛などに効果がある。
〒960-0201 福島県福島市飯坂町湯沢32
TEL : 024-542-5223(共同浴場問い合わせダイヤル)
URL : https://www.iizaka-onsen.jp/
料金:一般 ¥200
営業時間:06:00-22:00(最終入館21:40)
休み:月曜(祝日の場合は水曜休)
URL:https://yu-do100.jp/hotsprings/07a/