JR西九州新幹線・嬉野温泉駅からクルマで5分。1300年の歴史を誇る「嬉野温泉」と500年前から栽培されている「うれしの茶」、そして400年続く「肥前吉田焼」という、地域の3つの伝統文化を結びつけている。特別貴賓室「洗心」の露天風呂がとりわけ素晴らしく、時が経つのを忘れて湯を堪能することができる。
〒843-0301 佐賀県嬉野市嬉野町下宿乙 738
TEL : 0954-42-0210
URL:https://wataya.co.jp/
料金:日帰り入浴一般¥1,100(営業時間12時~21時)
宿泊水明荘特別貴賓室「洗心」2名1室利用時1泊2食付き一般¥132,000
URL:https://yu-do100.jp/hotsprings/90a/
JR別府駅よりクルマで約25分。1973年創業。1300年以上の歴史を誇る「紺屋地獄」は、自噴する鉱泥の温泉。浮力が高く、浸かり心地はまるで宇宙遊泳のよう。32℃前後で自噴している鉱泉、80℃で湧いている泥の源泉、そして高温で噴き出している蒸気の三つを組み合わせて最良の湯加減をつくり出している。リウマチ治療にも絶大な効果を発揮するが、成分が強すぎるため15分以上の長湯は禁物である。
〒874-0840 大分県別府市明礬 5
TEL : 0977-66-2221
URL :https://hoyoland.net
料金:一般¥1500(日帰り)¥6500(素泊まり・一泊)
営業時間:9時〜20時
URL:https://yu-do100.jp/hotsprings/89a/
阿蘇くまもと空港から、クルマで約40分。かつては「清風荘」という古来から続く湯治場だったが、熊本地震と豪雨からの再開を経て「青風荘.」と改名。湯治文化の発信地に生まれ変わった。露天風呂は、湯の湧く音がちゅんちゅんという鳴き声に似ていることから「すずめの湯」と呼ばれている。
〒869-1404 熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽2327
TEL : 0967-67-0005
URL : http://jigoku-onsen.co.jp
料金:日帰り湯(一般)¥2000
宿泊 (1名1泊朝食込み)本館¥24,200、離れ¥30,800
営業時間:10時~17時(最終受付 15時)
定休日:火曜日(祝祭日営業)
URL:https://yu-do100.jp/hotsprings/87a/
由布院駅から、クルマで約40分。大分県と熊本県の境に位置する、くじゅう連山の麓にある旅館。江戸末期嘉永2(1849)年に開湯。毎分2トン超えの豊富な湧出量を誇る単純硫黄冷鉱泉で昔から湯治場として親しまれてきた。冷たい源泉は夏限定で開放されていたが、サウナ設置を機に2023年夏から通年になった。含まれる硫黄成分の影響で実際の温度よりも冷たく感じ、身体を拭かずにサウナであぶり込む(自然乾燥させる)と肌に成分が浸透し、皮膚疾患などに効能があるという。
〒879-491 大分県玖珠郡九重町田野257番地
TEL : 0973-79-2124
URL : http://kannojigoku.jp/
料金:宿泊 一般 ¥16,500(1泊2食付、消費税込、入湯税別)
宿泊 オプション冷泉サウナ(基本プラン・一般)¥2,500
日帰り冷泉サウナ(2時間・一般)¥2500
温泉入浴料金(一般)¥700
営業時間:8時〜20時
定休日:水曜日
URL:https://yu-do100.jp/hotsprings/85a/
JR水前寺駅より、徒歩12分。およそ350年前、熊本細川藩の大名庭園として築庭された水前寺成趣園。そのすぐ傍に佇む「松屋別館」の大浴場をリニューアルして誕生した。家元が湯道の精神を体現すると感じ、「湯道温心」という湯道始まりの言葉を揮毫した湯。
〒862-0950 熊本県熊本市中央区 水前寺5丁目 5-1 松屋別館 2F
TEL : 096-213-1331
URL : https://www.matsuyahonkan.com/suizen/
料金:(平日) ¥10,000(120分)~
(土日祝)¥11,000(120分)~
利用時間:7:00〜24:00 (最終予約)22:00
※貸切・完全予約制
最大定員5名・中学生以上利用可能
URL:https://yu-do100.jp/hotsprings/83a/
国道223号線沿いの竹林を下りるとたどり着く温泉。入り口には誰が設置したのか不明の門がある。温泉の下を流れるのは天降川。川沿いに多くの温泉があり、坂本龍馬がかつて新婚旅行に訪れた塩浸温泉もそのひとつ。
源泉から浴槽にかけての岩が赤茶色に変色しているのは長年の温泉成分によるもの。かけ流しの炭酸泉。
〒899-6507 鹿児島県霧島市牧園町宿窪田
営業時間:無休
料金:無料
URL:https://yu-do100.jp/hotsprings/73a/
国道330号線沿いの安慶田バス停から徒歩2分にある、沖縄最後の銭湯。仲村シゲさんが一人で切り盛りする。沖縄では、銭湯のことを「ゆーふるやー」と呼ぶ。のれん前のベンチに座っているシゲさんと、「ゆんたく(おしゃべり)」をすることが、常連さんの楽しみ。客が店番を引き受け、シゲさんがお湯を増やしたり、温度を上げたりするのも日常。
〒904-0012 沖縄県沖縄市安慶田1丁目5−2
営業時間:14:00~19:00
定休日:日曜日・木曜日
料金:370円
URL:https://yu-do100.jp/publicbath/65a/
博多駅からクルマで約15分。湯は塩化物泉。県内有数の湯量と熱さを誇る。入場料金で何度でも入浴可能なため、早い時間ほど入浴料が高く、遅い時間は低く設定される。男湯、女湯ともにこぢんまりとした浴槽がひとつずつ。49°Cの源泉が時折、浴槽に勢いよく噴き出す。思わず声をあげてしまうほどワイルドな仕組みだ。加水は行われていないので、当然ながら熱い。3分で身体は真っ赤になるのだが、体内の毒素が抜けたような心地よさを覚える。実際、湯治目当てで訪れる客も多く、2階は休憩所になっている。
〒811-1311 福岡県福岡市南区横手3−6−18
TEL : 092-591-6713
営業時間:13:00~18:00
定休日:毎週木曜日
入浴料:13:00~15:00 600円、15:00~17:00 500円、17:00~18:00 400円
URL:https://yu-do100.jp/hotsprings/58a/
JR熊本駅からクルマで約15分、熊本市電「神水交差点駅」徒歩3分、国道57号沿いにある小さな銭湯。開業したのは2020年夏の終わり。全国の銭湯が次々と廃業してゆくこの時代に、純粋な銭湯がゼロから誕生したことは奇跡に等しい。美しい木造建築にガラス張りの外観は、まるでカフェのよう。浴場の壁には、銭湯のペンキ絵に代わって熊本の景勝地・江津湖や阿蘇の風景が描かれている。運営は黒岩家の家族によって行われており、家族の笑い声と木の温もりが絶えない、穏やかな市民の憩いの場である。
〒862-0954 熊本県熊本市中央区神水2-2-18
TEL : 050-1258-1556
URL: https://kuma1010.com/custom/9732
営業時間:16時〜20時
定休日:火、木、金
料金:一般 350円、子供(中学生未満)100円
URL:https://yu-do100.jp/publicbath/56a/
佐賀空港からクルマで約50分、湯の町情緒が漂う温泉街から少し離れた場所にある御船山に隣接した静かな宿。時の領主・鍋島茂義が、神の住まう御船山の断崖を借景に15万坪の池泉回遊式庭園を造ったのは1845年。その広大な敷地内に存在する竹林亭は、わずか11の部屋しかもたない。その恵まれた眺望と起伏に富んだ地形を生かすため、客室の間取りはすべて異なる。
なかでも、湯の道を邁進する者には「梧竹」と名付けられた部屋を薦めたい。佐賀出身の書家・中林梧竹にちなみ、露天風呂はもちろん、月見台や専用散策路まで有している特別に設えられた和洋室。
〒843-0022 佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100
TEL : 0954-23-0210
URL : https://www.chikurintei.jp
料金:¥58,850〜(1室2名利用時1名料金)
URL:https://yu-do100.jp/hotsprings/55a/
熊本県の天草市にあるリゾートホテル。有明海を見下ろす高台に建ち、窓を開ければ心地よい海風が頬を撫でる。家元がプロデュースした最上階の一室「トップテラス501」。テラスに設置されたジャグジーでは、昼間は空と海の境界線が分からないほどの青を眺めながら湯に浸かれる。温泉はホテルが1千メートル掘削して湧き出た源泉を使用。pH値が約8.3と高めで、肌触りの良さが特徴。壺をかたどったような「森の湯」や海を開放的な気分で見られる「海の湯」もおすすめ。
〒863-0001 熊本県天草市本渡町広瀬996
TEL : 0969-22-3161
URL : https://hotel-alegria.jp/
【料金】(2名1室利用時の1名2食付料金)
・トップテラス501 ¥33,000〜
・スタンダード ¥15,400〜
URL:https://yu-do100.jp/hotsprings/28a/
熊本市の真ん中にある昭和5年創業の銭湯。隅々まで清掃が行き届き、湯は常に新鮮。鏡やカランには水ジミ一つなくピカピカに磨き上げられている。4つの浴槽は、40度、41度、42度、そして20度の水風呂。熊本の水は、阿蘇に降った雨が地中で20年濾過されて湧き出すのでミネラルが豊富で心地いい。超軟水を薪で焚いた美肌の湯・軟水風呂。
〒860-0823 熊本県熊本市中央区世安町448
TEL : 096-325-8348
URL : https://kuma1010.com/custom/378
営業時間:16:00〜22:00(最終入場 21:30)
入浴料金:大人(中学生以上)400円、小学生(中人)150円、乳幼児(小人)80円
定休日:火・水曜日
駐車場:有り(10台)
創業年:昭和5年
URL:https://yu-do100.jp/publicbath/26a/
大分県初の外国ブランドホテル。異文化を融合させるべく、行政や地元の人の協力を得てコンセプトからつくり上げた。家族風呂の他に大浴場と巨石がふんだんに使われた露天風呂など風呂の種類も多彩。クラブルームとスイートにはプライベート露天風呂(内湯)も付く。日本旅館とは違う、ラグジュアリーな温泉を体感できる場所だ。
〒874-0041 大分県別府市大字鉄輪499-18
TEL : 0977-66-1000
URL :https://anaicbeppu.com/
客室料金:デラックスルーム 65,000円~(税サ込)
※料金はシーズンなどで変動します。
URL:https://yu-do100.jp/hotsprings/22a/
フェニックス・シーガイア・リゾートの緑豊かな松林の中にある温泉施設「松泉宮」内にある湯道初の公認湯室「おゆのみや」。源泉掛け流しの塩化物強塩泉を味わい尽くせるよう、多くの職人の高度な技が集約されている。浴槽は、日本最高峰の左官・挟土秀平。天井には、宮崎を代表する日本画家・立山周平の桜と満月が描かれている。壁にかかっている「湯道温心」の軸は、京都の大徳寺真珠庵第二十七世住職の山田宗正の筆によるもの。籐籠は現代の名工・橋之口幹夫の作品。桶と椅子は、日南家具工芸社が宮崎県産の飫肥杉で作った。他にも手ぬぐい、湯呑み、グラス、かき氷スプーンなど、総勢12名の作品がこの湯室に詰まっている。
〒880-8545 宮崎県宮崎市山崎町浜山フェニックス・シーガイア・リゾート
TEL : 0985-21-1113(予約センター 09:00-18:00)
URL : https://oyunomiya.seagaia.co.jp/
利用は2時間制で、7時、15時、20時の1日3回。
定員2名。
【料金】
・クラブスイート宿泊プランご利用のお客様:無料/1棟
・クラブツイン宿泊プランご利用のお客様:5,200円(税込)/1棟
・一般宿泊プランご利用のお客様:6,500円(税込)/1棟
URL:https://yu-do100.jp/hotsprings/19a/
熊本県天草市の里中にある家族で経営している温泉宿。日本秘湯の会にも加盟している。弱アルカリ性の単純泉の白湯、塩化物・炭酸水素塩温泉の赤湯の二種類の湯に恵まれている。名物は、全長32メートルにも及ぶ大洞窟風呂。家族5人だけで、機械も一切使わずに掘り、洞窟を完成させた。
〒869-3602 熊本県上天草市大矢野町上5190-2
TEL : 0964-56-0536
URL : http://yurakutei.jp/
日帰り入浴料金:大人600円、小学生400円 2歳から6歳(小学生以下)300円
受付時間:10:00~15:00、18:30~20:00
宿泊料金:2名1室で1名あたり 8,800円(税込・入湯税150円別)~
URL:https://yu-do100.jp/hotsprings/13a/