「湯道」映画化決定!2023年2月公開!

「湯道」が映画になります!

 

映画の舞台は、湯道が根付く、現代日本の古びた銭湯。
出演は、生田斗真さん、濱田岳さん、橋本環奈さん。
監督は、『HERO』などを手掛けた鈴木雅之さん。
脚本は、湯道家元であり『おくりびと』の脚本家、小山薫堂のオリジナル脚本。
撮影は、2021年冬、京都の撮影所に銭湯の巨大セットを建てて行われました。

 

  

■脚本:小山薫堂よりコメント
日本人特有の入浴行為は、一つの文化としてきっと世界に発信できる・・・そう信じて2015年に湯道を立ち上げました。 その拠点は、京都の名刹、大徳寺の真珠庵。「湯道は作法にあらず、湯に向かう姿勢なり」を信条として、大真面目に湯道の 発展を考えてきました。風呂には不思議な力があります。人と人をつなぐ力。他者を慮る心を育む力。ひいてはそれが人の 優しさになります。そんな湯道の価値を映画にして伝えたいと思いました。ミニシアター向けの泣ける小作にするつも り・・・が、気付けばこんな豪華キャストで大きな作品になってしまい、実はとても戸惑っています。 鈴木監督とタッグを組むのは、約20年前の深夜ドラマ以来です。一緒に全国の温泉や銭湯を巡り、湯会(=シナリオハンテ ィング)を重ねました。そのあまりにも楽し過ぎた時間が、そのまま作品のゆかいな輪郭になっています。大切なことを難 しく伝えるのではなく、優しさに包んで楽しく伝える・・・文化をエンターティメントで翻訳した作品に仕上がったのではないでしょうか。風呂で人を幸せにする、という想いが一人でも多くの人に伝わりますように。
 

■ストーリー
亡き父が遺した実家の銭湯「まるきん温泉」に突然戻ってきた建築家の三浦史朗。帰省の理由は店を切り盛りする弟 の悟朗に、古びた銭湯を畳んでマンションに建て替えることを伝えるためだった。実家を飛び出し都会で自由に生き ている史朗に反発し、冷たい態度をとる悟朗。 そんなある日、ボイラー室での騒ぎで巻き込まれた悟朗が入院をすることに。銭湯で働いているいづみの助言もあ り、史朗は弟の代わりに仕方なく「まるきん温泉」の店主として数日間過ごす。 いつもと変わらず暖簾をくぐる常連客、夫婦や親子。分け隔てなく一人一人に訪れる笑いと幸せのドラマ。 不慣れながらも湯を沸かし、そこで様々な人間模様を目の当たりにした史朗の中で徐々に凝り固まった何かが解かされていくのであった……。
 
■公開概要
タイトル: 『湯道』
出演者: 生田斗真、濱田岳、橋本環奈
監督: 鈴木雅之(『HERO』シリーズ、『マスカレード』シリーズ)
企画・脚本: 小山薫堂(『おくりびと』)
撮影時期: 2021年11月上旬~2021年12月下旬
公開: 2023年2月23日(木・祝)
配給: 東宝
(C)2023 映画「湯道」製作委員会
映画公式サイト:yudo-movie.jp

これまで湯道が大切にしてきた想いが、楽しく温かく伝わる映画ができました。

来年2月の公開まで、楽しみにお待ちいただけますと幸いです。