淋汗茶湯 in 雲仙
「淋汗茶湯」とは、侘茶の祖と言われる村田珠光(1422年~1502年)が若かりし頃、
頻繁に出入りしていた寄合い。風呂で汗を流し、その後抹茶の飲み比べを楽しむという主旨で、室町時代頃から日本国内で広く行われていました。
そんな淋汗茶湯を、雲仙の工芸×茶道×湯道のコラボレーションで特別に開催。
淋汗茶湯ならではの湯道具を雲仙焼窯元四代目 石川裕基様に制作いただき、
茶会の亭主は裏千家今日庵業躰 奈良宗久様につとめていただきました。
主菓子は、地元の和菓子屋「永昇堂」様に、お風呂をイメージしてオリジナルで作っていただいたもの。奈良様につけていただいた銘は「湯掬」。
今回、雲仙の工芸と茶道という異なる伝統が湯によって繋がったように、
今後も湯道が様々な文化の結び目となるよう活動してまいります。
◆開催概要
日程:2024年11月4日(月)
場所:湯の里温泉共同浴場 だんきゅう風呂/雲仙焼窯元(長崎県雲仙市)
◆協力
・裏千家今日庵業躰 奈良宗久 様
・雲仙焼窯元四代目 石川裕基 様
・好古会 様